バレエで幸せになる人を育てる
バレエライフコンサルタント米田ひろみです。
まだまだしつこく続くヨーロッパ旅日記です。
今回のパリ旅行では、
タイミング良くお二人の女性に
それぞれお目にかかることができました。
お一人はバレエ教師。
お一人はお子さんがバレエを学ぶママ。
いずれも日本人です。
今日の記事はその話の内容というよりは、
私が感じたことです。
私はフランスのバレエ指導環境や事情が
とても恵まれているに違いないと思っていました。
なぜなら、あのように素晴らしいパリ・オペラ座バレエ団、
そしてバレエ学校があるからです。
このブログの読者の皆さまもそう思いますよね??
また、フランスではダンス指導は国家資格。
そういう背景なのだから、
いいかげんではないキチンとしたもの、
つまりアカデミックな正統派のバレエを
国内どこででも学べる環境が
整っているに違いないとも思っていました。
ところが、、、、
現地事情をお伺いすると、
かなり驚く事実がありました。
一般的なバレエ教室で指導している教師は
確かに指導資格は取得してはいるけれど、
ジャズダンスだとか、
ヒップホップを専門にしてきた人であっても
クラシックバレエを指導することが可能なのだそうです。
そして、また一方、
現地のバレエ専門の教師が
アカデミックな教育を目指していても、
習う側の意識が実際のところ
高いわけではないとのこと。
習うためにかかる費用も
本当に必要な費用であっても
お金をかけたくないという層の人が
大部分なのだそう。
具体的には
ユニフォームのレオタード、
発表会の衣裳(材料費のみ)や
舞台設備にかかる費用など
快諾を得られないことが多いそうです。
そうしたことから、
実際アカデミックなバレエとなると、
それこそ、パリ・オペラ座や
パリのコンセルバトワールあたりに
限定されてしまうのだそうです。
要は、格差というものがあるんですね。
これらの話は本当に驚きで、
ただただ目を丸くして
聞くことしかできませんでした。
物事の一部分だけを見ただけでは、
全体像は異なっていることがある、
ということに気付かされます。
今、私はバレエ指導者のためのコンサルティングと
「バレエ教師の駆け込み寺」というイベント、
「幸せなバレエライフセミナー」をやっていて、
バレエ教師の皆さまから
指導環境を憂いている話しを
耳にすることがありますし、
かつて自分もそうだったことがありましたが、
他人の芝生は青いというのは、
まさにこのことなのだな…と感じました。
よく「今居るところで咲きなさい」という言葉を聞きますが、
それが真実なのだと、改めて思うに至りました。
自分に与えられた状況は
自分がより良くするためにあるのだと。
今、できることを一つ一つ。
それが物事の王道なんだ。
今回のパリ旅行で得た教訓です。
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