電子書籍『幸せなダンサーを育てるために』バレエの先生方にとっての活用法

電子書籍『幸せなダンサーを育てるために』バレエの先生方にとっての活用法

6月18日に発売開始となった電子書籍『幸せなダンサーを育てるために』

この本は私がバレエスタジオの主宰者をしていたときに、
所属生徒の親御さんにバレエ教育には旬のタイミングがあることを
ご理解いただきたくて綴ったものです。

いただいたご感想には「指導者にとって役に立つ」というものがありましたので
どのような点で指導者にとって役に立つのかを補足をしたいなーと思います。

***

バレエスタジオを開いて指導していると、
才能があると感じさせる生徒がいても、
受験になるとその準備のためにレッスン数を減らすとか、休会するとか、
バレエ自体を止めてしまうという出来事に遭遇することが幾度となくありました。
それは指導者として、胸が痛く辛い気持ちを味わう出来事でした。

私はスモールステップ(ベビーステップ)の積み重ねで
心身共に無理なく育成していくことを方針としていました。

もう少し具体的に言うと、
怪我などのリスクは最低限になるよう配慮しつつも、
生徒が15〜18歳頃には心身のポテンシャルが
その時点のベストに近い状態に育っていることを目指してました。

子どもには発育段階で一気に習熟するものがあります。
バレエの場合はバレエ特有の身体の使い方。
(例:足首を伸ばすこと、ターンアウトの筋肉の使い方の感覚など。)
タイミングが物を言うものがあるので、そのタイミングを逃がすと、
その生徒の最高の状態に到達することが難しくなるということがあります。
これ、後になって本人が知った時にとても悔しいことだと思います。


レッスンは喩えるならば、日々の食事と同じ。
一度に栄養価の高いものを食べるよりは、
日々滋養のあるものを食べることのほうが健康維持に効果がある。
レッスンを長期で休むことは、この喩えでいうと絶食することに近いです。
それくらい受験によるレッスン減少や休止は
バレエ習熟における大きな損失になると考えていました。
(※全ての人に適応するというよりは大部分の人にとって、ね^^)

もちろん、将来バレエに、とまでは考えていなくて
趣味で楽しめれば良いと生徒本人が考えている場合、
「損失」という言葉は大げさに伝わりますから、
生徒全員にそれを当てはめるのが適切とはいえません。

なので、将来性のある子であったり、
チャレンジ精神旺盛な子を持つ親御さんにとって
必要な情報だと捉えました。

バレエ教育の旬のタイミングを
そうした生徒の親御さんに知ってもらい、
習熟の妨げをできる限り減らしたいし、防ぎたい。

そのような意図で綴った文章なんです。

指導者の先生がたにとっては、
スタジオに集う生徒、保護者すべてのメンバーに
活動計画や方針をアナウンスすることがありますね。

私の綴った文章は子どもの発育という時系列に沿ったものなので
保護者の皆さんにご理解いただくための資料として使いやすいと思います。


才能があるにもかかわらず、
ご家族の理解が無いがために涙を呑む生徒さん
そして、
そうした生徒さんを応援していることで
悲しい思いをする先生が一人でも少なくなり
夢を叶えた喜びを味わう先生と生徒が増えるようにと願っています。

ぜひご活用くださいね♡


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