舞台を準備する工程 その4 本番当日

​バレエライフコンサルタント 米田ひろみです。

ブログへようこそ。


ずっと続いてきた舞台制作のシリーズ。

今回は第4回目で、本番当日のお仕事。


ここでは指導のことではなく、

運営事務などのいわゆる雑務についてお伝えしています。


過去の記事はこちらね。

***


本番当日の仕事、、、、。

実は、これ、主宰者本人がどんな活動をするかにより、

大きく変わる部分です。


どういうことか、というと、

ご本人が出演者として踊るのか、踊らないのかにより、

まったく異なるということなの。


ちなみに、私は2度出演しましたが、

多くの雑務を人に頼み、自分が出演できる状態に準備しました。

それでも結構キツかったですね。

なので、毎回出演される先生はスゴイ(×100)と思います。


さて、まずは出演しない主宰者のお仕事から参りましょうか。

何をしてるか…といいますと、


会館いり

ホールや楽屋の利用許可証を会館職員に見せ、

鍵を開けてもらう。


それぞれの楽屋に使用者、

もしくはクラス名を書いてある紙を

楽屋入口にはりだし、出演者を誘導する。

当日の予定を掲示板や楽屋入り口などに掲示。

当日手伝いのスタッフ(受付、会場など)との簡単な打合せ。

(事前にできてれば、省ける。)


メイク

自分が携わる場合もあるし、

外注スタッフ(指導者仲間やメイク業者)に任せる場合もあります。


外注業者への対応

舞台スタッフ、アナウンサー、動画撮影、舞台写真、

お弁当、お花などなど。

自分で対応したり、スタッフに任せたり。

ゲストダンサーにも「今日はよろしくお願いします。」と改めて。


ゲネプロ

この辺りのことに対応していると、

そろそろゲネプロの時間になります。

大急ぎで客席へ駆けつけ、

マイクを持って、全体への指示を出します。


この間はもう他の仕事は一切できないので、

他のスタッフにお任せ。


 会場担当スタッフはこの間に机を出したり、

 お花を飾ったり、看板出したり、ホールロビーを整えます。


ゲネが終わったら、記念写真。

なので、隙間時間に一張羅に着替えておきます。

記念写真が撮影してから本番開始まで時間があるときは

生徒の楽屋へ顔を出し、ダメ出しやら励ましやら。


開場〜本番

いよいよ開場したら、観客が客席へ。

ホールロビーへ顔を出し、ご挨拶~♪


いよいよ本番が始まると、

袖について生徒の踊りが上手くいくよう、

祈りながら、ジッと観ます・・・が、

実は、これ、

何か想定外のコトが起きたら、

即、対応できるようにスタンバイしてるんですよ。


小さい子が泣いたら、慰め、力づけを。

体調の悪い子が出たら、出演できるかどうかを

親御さんと相談し、即座に判断。

万一、出演できないケースは、他の出演者に伝令。

生徒が舞台で小道具を落としたら、

幕間の暗転で取りに走る…とかね。

状況によっては、走り回ってますね、笑。


もちろん、袖付きスタッフが経験豊かなら、

その人に任せることができます。


そうですね・・・・・

舞台袖で起きることに対応できるスタッフが

それなりの人数がいる組織に育っていれば、

主宰者は客席で本番を観ることができます。


そこまで組織が育つまで、何年かかるかなぁ…。(遠い目)

育てる場合は、計画的にいかないと、

何十年かかっても育たないと感じるよ。

生徒も父兄も常に入れ替わるので、

世代交代が起きると積み上げたものが無くなるの。

実際、そういう組織も見てきてるので、そう思う。

一口で言えるような簡単なコトでは無いんだよね。

あ、閑話休題。


もちろん、

「袖に立つ」ってこだわってる人は、それも有り^^

主宰者なので、自分で決めることができます、はい。


そうそう、

ご自身も出演者として踊る場合は、

ここにあげたことはほぼ出来なくなると思われます。

だとしたら、ご自身の代わりができるスタッフを

あらかじめ育成することが大切ですね。


中には、多くの雑務をこなしながら、

舞台に立つスーパーレディもいらっしゃるけれど、

ウォームアップもそこそこに踊ることは、

ちょっと心配でオススメできないですねぇ。。。。


終演後

さて、舞台が終演しました。

お次は、楽屋見舞いにいらしたお客様の対応。


 その間にバックステージスタッフの皆さんは、

 客席ホールの片付け、衣裳の返却準備、

 楽屋の片付け&撤収に取りかかります。

 スタッフにはタスクをすべて共有し、分担してあります。

 ゴミの始末、楽屋の清掃、衣裳の配送も。


お客様がお帰りになったら、

今度は会館ホール事務所へ顔を出し終了の報告。

そして、当日の利用料をお支払い。

最近は請求書だけ受け取って、

後日振込のところも増えました。ありがたいです。

そうでないと、

まとまったお金を一日中持ち歩きすることになるので(^_^;)


打上パーティ

最後の片付けをスタッフに任せたら、

打上会場へかけつけます。

ゲスト、舞台スタッフ、出演者をねぎらう時間となります。

打上パーティが終わったら解散。

中には、夜通し呑む人もいるようですが、

私には無理~~笑。



・・・と、こんな1日が本番当日。

怒濤のような1日。


この記事は「仕事」に絞っているから、素っ気ないんだけどね。

本当はこの1日にはドラマがぎっちり詰まってるの。


ステージデビューのおチビちゃん。

それを見守り涙ぐむパパ、ママ。

初めてのポアントでの舞台を踏む不安と喜び。

ソロを踊るドキドキ。

初めてのパ・ド・ドゥ。

それぞれの生徒が新しい何かにチャレンジしてる。


必死で指導してきた指導者たちにとっても

何かしら新しいことへの挑戦があって、

途中には上手くいかなくて苦しんだ時もある。

それらのプロセスの結果がこの一日で発揮される。


精一杯やってきたことが形になって、

観客の方々に楽しんでいただけることは

何にも代えがたい喜びになる。


だからこそ、

これをライフワークに選んだんだよね。


***


舞台が終わった翌日から2週間くらいは残務処理。

数々の支払とか、使用した備品の整理。

もし、衣裳があるなら、そのクリーニング。

他には、お礼状を書くとか、ご挨拶にいくとか、があるかな。

(あ、今はメールとかLINEになるのかな。)

父兄会との反省会とか、スタッフとの反省会とか、、、、。


この辺りは丁寧にすれば限りないので、

自分でどこまでやるか決めることも大事だね。

必要と思ったことをやればいいと思います、はい。


***


これで4回に分けて掲載してきた

「舞台を準備する工程」シリーズはおしまい。


これらのシリーズ記事は、

私自身が過去に関わった団体での経験を元に

独自で情報を整理し、トライ&エラーを繰り返し

バージョンアップしながら組織運営をしてきたので、

安定した状態になるまでは少なくとも10年はかかったの。


世の中にはもっと事細かに運営している人もいれば、

大ざっぱにしている人もいらっしゃるかと思います。

この中に少しでも「良いな〜」と思うことがあれば、

取り入れてお試しいただければと思います。


そして

これからさらに研鑽を積むであろう

まっさらな状態のバレエ教室主宰者さん、

運営業務に関わるスタッフさんが

こういう流れをあらかじめ知っていると、

安定までに時間を短縮できると思うのですよ。

参考にして、もっと良いものに

バージョンアップしてくれると嬉しい(❛ᴗ❛人)✧


そして、

このシリーズ記事の感想を聞かせてもらえたら、

私も励みになりますので、ぜひコメントくださいね。



バレエライフコンサルタント 米田ひろみでした。

最後までお読みくださりありがとうございました。

またご訪問くださいね。



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