こんにちは。
バレエライフコンサルタント米田ひろみです。
今日は2月3日節分に行われたイベント
《古より蘇るジゼルの魂〜グリジのリトグラフの出会いから》の開催報告です。
会場は淡路町カフェカプチェットロッソ。
イベント開始30分前よりお客様が続々といらしてくださいました。
バレエを深〜く愛する皆さまがニコニコと笑顔でカフェへお入りになります。
顔見知りに出会って「あ〜♪」なんて声も聞こえていて、
それがまた楽しかったりします。
私 米田ひろみとバレエ史ナビゲーターの池田愛子さんはザックリと打合せ。
でも、すでにリトグラフやジゼルの話題で
既にトークは開始されているかのようでした。
このイベントはこちらの記事でもお知らせしましたが、
私の手元に何故かやってきた19世紀のジゼル初演のバレリーナ
カルロッタ・グリジのリトグラフから端を発しました。
このイベントを企画したときに、おぼろげながら意識してきたこと。
このイベントに関わる人全てがWin-Winな状況を作る。
参加者の皆さま、スピーカーの池田愛子さん、
かわぐちいつこさん(額の選定)、カフェ、主催者の私。
そして、カルロッタ・グリジ(リトグラフ)。
そのためにはどのようにプランするといいかしら?
みんなが喜んでくれること。笑顔で過ごしてくれること。
それが目指すゴールでした。
そして、もう少し深掘りすると、
それを自分以外の人と共有する喜び。
・・・というキーワードが飛び出しました。
(言葉が硬いので、このへんで、、、笑)
嬉しいことに満席での開催となりました。
まずは、私のご挨拶から開始。
このイベントの開催にあたってそもそものなれそめを。
実は、元々はこういうイベントは全く考えては無く、
お友達にお見せして、近々に額に入れてお家に飾る。
それだけだったこと。
額は合うものを見立てなくてはなりません。
私はあまり自信が無かったし、どこで手に入れるかわからなかったので、
かわぐちいつこさんに似合う額のお見立てを依頼したんです。
いつこさんとの会話や、
友人にお見せしたときに大喜びされる経験を通して、
いろいろわかってきました。
・アンティークリトグラフを直接見る機会というのはなかなか無いこと。
(普段はおおむね額装されている)
・額に入れると手軽に持ち歩けなくなること。
(大きい、重たい、破損が心配)
・額にいれるビフォー&アフターを見ていただくことの価値。
そうした背景から、
これはお披露目会でバレエを愛する方々にご覧いただくといいよね。
額装されていない状態を直接観ていただくことで、
何かインスピレーションも湧く人がいるかもしれない♡
と閃きます。
いつこさんはそれに加えて提案してくれました。
バレエ史ナビゲーターの池田愛子さんにジゼルのお話していただくと
より深い感動があるんではないですか?
とっても素晴らしいアイデア!!!
即、愛子さんにオファーしました。
とんとん拍子で話が進みます。
こういうときって神様が後押ししてくれてますよね^^
もしかすると、カルロッタ・グリジが背中を押してくれたのかも??
会場の皆さまにリトグラフを裸ん坊の状態でご覧いただきました。
皆さん、嬉しそうに、ジーッと見つめておられます。
一連のなれそめをお伝えしたので、
お話は私から愛子さんにバトンタッチです。
愛子さんは今日のために準備したジゼルにまつわるお話をしてくださいました。
まずは、このリトグラフの出自から始まります。
そして、「ジゼル」という作品について。
初演時の音楽編成、台本。
現代ではカットされている場面の数々。そしてカットされた理由。
ジゼル初演のダンサー達、振付家。
ジゼルという名前の意味、ジゼルの出生についての謎。
当時のヨーロッパの思想的な背景。貴族と平民の階級社会。etc....
多方面に散らばりながら、最後には一つにまとまっていく。
「ジゼル」という作品のとてつもない奥深さにただただ圧倒されました。
そして、深い深い喜びを感じます。
こういう気持ちを「歓喜」だとか、「至福」だというのでしょう。
身体の奥深いところから湧き出る泉のようです。
こうした感情を経験できるなんて人生そうそうあるものではない。
生きていて良かった〜と感じられるって最高です。
参加者の皆さまの食い入るような眼差し。
愛子さんのお話に真剣に耳を傾けておられます。
遠くは名古屋、岐阜、豊橋から駆けつけてくださったお客様。
近郊からのお客様も人生の大事な時間をこのためにいらしてくださいました。
舞台とはまた異なるジゼルの世界を堪能していただけたでしょうか。
軽食をいただきながら、談話が続きます。
愛子さんはアチラコチラのテーブルに行き、
質問に丁寧に答えてくれました。
最後に額入れです。
その際にかわぐちいつこさんが額をセレクトしたときに
そのポイントは「静謐であること」とお話してくださいました。
※静謐…静かで安らかなこと。世の中が穏やかに治まること。
あとは、ジゼルを照らすのは月明かりが似つかわしい。
ゴールドよりはシルバーの方が似合うこと。
もう一つ、いつこさんのお言葉で心に残ったのは、
額縁に入った作品も素敵ですけれども、
この生のリトグラフに触れて、
見ることができるということがとても貴重なこと。
そう、私は、それを参加者の皆さまと共有したかったんです。
いつこさんは私の想いを代弁してくださいました。
リトグラフは額に納まりました。
画像ではそのリアル感をお届けすることは難しいのですが、
リトグラフは喜んでいるように感じました。
立ち会ってくださった参加者の皆さまには心から感謝を。
そして、素晴らしいお話をしてくれた池田愛子さん。
美しい額を選んでくださったかわぐちいつこさん。
いつも美味しいメニューで素敵な場を用意してくれる
淡路町カフェカプチェットロッソのマダム植田嘉恵さん。
関わってくださった全ての方、ありがとうございました。